瞬く間に消えていくのは、ピザ。 それに反比例して増えていくのは、ピザの空箱と黄色いぬいぐるみ。 そして・・・・ 魔女の居る風景 「・・・・お前、どれだけ食べれば気が済むんだ?」 「んぅ? 今更だな、ルルーシュ」 「あまり細かいことは言いたくないが・・・少しはこちらの経済状況も考えろ」 「私には関係ない。食べたいから食べる。それだけだ」 「お前・・・・・・俺が叶えてやる願いはひとつのはずだぞ」 「それはどうかな、ルルーシュ。それは私から持ちかけた契約であって、お前から持ちかけられた契約では『ひとつ』だと限定してないなかっただろう?」 「・・・・揚げ足を取るな」 「ふふ。契約内容は締結前によく確認しておくものだ」 「ではこちらも言わせてもらおう。契約書を交わしていない状態、いわゆる口約束の状態では正式に契約が締結されたと見なされないものだ」 「そうか・・・。私がここに居る理由もなくなるわけだな。では仕方がない。さようなら、ルルーシュ」 「・・・なっ、待て! だから、・・っ、そうじゃなくて・・」 「しばらくはナナリーのところにでも 「却下だ! ここにいろ!!」 「・・・お前、私の自由を奪って楽しんでいるのか?」 「え・・」 「自由に外を歩くことも、人に会うこともできない。その上、ピザを食べる楽しみまで奪う、と?」 「それは・・・」 「・・・・・いや、私はC.C.だからな。そういう生き様が相応し 「待て。俺は・・・一切を禁止するとは言っていない」 「・・・・」 「ピザはナナリーに怪しまれない程度なら許してやる。だから・・・ここにいろ」 「・・・・」 「いいな?」 「・・・・・・・・・あぁ」 「つまり、ナナリーに悟られなければいいのだろう? それなら1日5枚で・・・」 「 瞬く間に消えていくのは、ピザ。 それに反比例して増えていくのは、ピザの空箱と黄色いぬいぐるみ。 そして・・・・ 一歩も譲らない言葉の応酬が、今日もまた響く。 fin. 2008/ 5/20 up |